節税

補助金・助成金

節税ではないですが、助成金・補助金について語りたいと思います。
コロナ関連により、いろいろな助成金・協力金・補助金などが発表されていますが、日本で年間どれくらいの種類の助成金等があるか皆様はご存知でしょうか?
 
答えは、なんと3,000種類以上だそうです(私も最近知りました)。
 
3,000種類もあれば、自社でも受給できそうな助成金等はありそうなものですが、自分の会社は1つももらっていないという社長様も多いのではないでしょうか?
助成金は要件を満たして申請すれば、受給できるものになりますが、この申請がかなり複雑です。例として、厚生労働省が発表している「キャリアアップ助成金」について以下のURLからパンフレットを見てもらえるといかに複雑なのかわかっていただけると思います。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html
 
提出書類や定めなければいけないことが多く、本業で忙しい中、助成金のためにそこまで時間を割けないという事業主が多いのか、助成金等を活用できている企業は全体の6%程度らしいです。
 
しかもほとんどの助成金は企業での認知度が低く、知っていれば受給できるようなものも知らないが故に受給できず損していることも少なくないようです(3,000種類あるので)。
例えば、主な助成金を以下に記載しますが、いくつか知っていても、全部知っている事業主は多くないのではないでしょうか?
 
【主な助成金例】
人材開発支援助成金・人材確保等支援助成金・雇用調整助成金・働き方改革支援助成金・持続化給付金・業務改善助成金・家賃支援給付金・両立支援助成金(育児休暇制度)・テレワーク定着促進助成金
 
助成金は認知度も低く、申請も煩雑であることから、助成金申請の代行サポートを行っている会社がいくつかあります。費用は成功報酬として受給した助成金の20%-30%程度が相場のように思います。個人的には、申請のプロにある程度丸投げして、70%-80%部分は自社の手元に入ってくるのであれば、代行会社に依頼してみるのも良いかと思います。ご興味がある方は代行会社にお問合せされてみてください。
弊社の顧問先でも助成金代行のニーズが高まりそうなら、代行会社と提携することも検討しようと思います。
 
ちなみに助成金とはいえ、お金をもらっているため、ほとんどの場合は課税対象になり、税金がかかることにご留意ください。一部非課税のものはございますが、不明であれば、税理士にお問い合わせください。

2022/5/16
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